
原始星。
原始星(protostar)は進化の極初期の段階にある恒星。星間ガスがまだ重力崩壊して中心部で核融合が始まったばかりの状態。アーゴリス星団には原始星が存在した。(DS9: レジスタンスの苦悩)
2151年、エンタープライズ(NX-01)は、ヴァルカンの寺院プジェムでの出来事の一週間前に、原始星を探査していた。(ENT: 汚された聖地)
崩壊している原始星は時々Eバンドバーストを放出する。2367年、USSエンタープライズ(NCC-1701-D)が感知したEバンド放射の原因として、原始星はセクター内に存在しなかった為、Eバンドの発生源の候補から外された。(TNG: 裏切りの序曲)
原始星は時折、高レベルのマグネタスコピック干渉を発しセンサー機能を損なわせる。2370年、マキのロー・ラレンは、USSエンタープライズ(NCC-1701-D)から医薬品を盗み出すのにトピン星系の原始星を隠れ蓑として利用した。(TNG: 惑星連邦“ゲリラ部隊”)
2364年、USSエンタープライズDがさんかく座銀河に突如として到達したとき、形成段階にある巨大な原始星の近くで停止した。(TNG: 宇宙の果てから来た男)
2366年、USSエンタープライズDは原始星の雲を調査した。(TNG: 疑惑のビーム)
2371年、USSヴォイジャーは異常に強力な光子活動を持つ原始星を発見した。彼らは艦のシステム向上に利用できると期待して光子性物質の試料を収集したが、実際には恒星に住む光子性生命体を捕獲していた事が判明した。(VOY: 英雄伝説)
理論的には、タイプ6原始星を用いてワームホールを生成する事が出来る。(VOY: 戦慄!オメガ破壊指令)
2373年、USSディファイアント(NX-74205)は探査任務でガンマ宇宙域の原始星の星団を調査した。(DS9: 享楽の星・ライサ)
2374年、ドミニオン戦争中、ジャッジア・ダックス指揮するディファイアントはアーゴリス星団にあるドミニオンのセンサー・アレイを破壊する任務を行った。彼女は原始星の星団を研究しており、そこから重力の歪みを認識する事が出来た。(DS9: レジスタンスの苦悩)