反重力(Anti-gravity)は重力の法則を無効化出来る装置で、地表から軌道に上がる宇宙船、シャトルのスラスター等に用いられる。
2269年より数世紀前にアーダナ人によってアーダナの地表上空に建設された雲上の都市ストラトスを訪れたスポックは「これまで見た建築物の中で反重力によって支えられた最も良い例」だと述べた。(TOS: 惑星アーダナのジーナイト作戦)
23世紀から24世紀にかけて惑星連邦では大きい物やかさばる物の移動を補助する為に反重力ユニットと後の反重力そりを使用していた。(TOS: 超小型宇宙船ノーマッドの謎、TNG: 倒錯のホログラム・デッキ、他多数)
同時代には反重力車椅子を使う障害者も稀では無くなった。(TOS: タロス星の幻怪人・前編、TNG: 大いなる償い、他多数) ジャッジア・ダックスは彼女の共生生物の記憶として、22世紀後半にはすでにこの種の技術になじみがあった。(DS9: エレージアン星人 メローラ・パズラー少尉)