Memory Alpha
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Starfleet uniforms, 2364

2364年、Aタイプの制服。

Starfleet uniforms, late 2360s

2369年、Bタイプの制服。トリコーダー及びフェイザー用のホルスターと非常用転送アームバンドを着けている。

 2350年代の初期に宇宙艦隊の制服は全く新しいデザインに変えられた。2260年代の制服がそうだったように部門毎の色分けがされており、以降の制服のデザインの元になった。なお、2366年には若干デザインが変更されたタイプが登場した。

 次にデザインが変更されるのは2360年代後期であり、徐々に移行していった。

通常の制服[]

Aタイプ[]

 2353年には既にこのタイプの制服が宇宙艦宇宙基地地球宇宙艦隊本部において導入されていた。身体にフィットしたジャンプスーツであり、黒を基調として部門カラーが胴の部分などに使われていた。(TNG: 宇宙孤児ジョノ未知への飛翔

 部門カラーは胸部、背部、袖、および肩の細い線に使われている。司令部門は赤色、業務部門は金色、科学部門は青色だった。

 宇宙艦隊記章通信バッジは左の胸につけられた。階級章は首の右につけられた。

 この制服は上陸任務にも使用可能であり、フェイザートリコーダーなどの装備をとりつけることが出来る。ほとんどの士官はシングル・ピースのものを着用したが、スカント型もあった。

 通常の制服は2366年Bタイプが導入されたが、低い階級の士官などはAタイプの制服を使用し続けた。 2367年から2370年の間に完全に移行した。(TNG: 未知への飛翔光から生まれた生命悪夢の果てに宇宙孤児ジョノ浮遊機械都市ボーグ・後編他、ENT: 最後のフロンティア

スカント[]

Man in a skant

スカント型の制服。

 ジャンプスーツ型の通常の制服と併用して、2364年頃にはスカートのようなスカント型の制服もあった。

 デザインはジャンプスーツ型と似ているが、袖の短いワンピースのスカートであり、ズボンを履いても履かなくてもよい。ブーツtは腿までの高いものや短いものがあった。このタイプは性別に関わらず着用可能で、男性の場合は短いブーツを履く場合が多かった。このスタイルは2365年までには見られなくなった。(TNG: 未知への飛翔宇宙の果てから来た男光から生まれた生命永遠への旅2381年司令部会議が開かれる第25宇宙基地に行く際にボイムラー少尉が”ミニスカート”の制服の着用を提案したが、ベケット・マリナー少尉は今ではもう誰も着ていないと考慮に入れなかった。(LD: ドゥープラーの困惑


Bタイプ[]

 Bタイプと呼ばれる新しいモデルの制服は2366年から導入され始めた。

 基本的なデザインはAタイプと同じで、部門カラーと黒のツートンカラーのデザインだが、立襟が特徴である。また、肩の黒い部分に入っていた部門カラーの横線は撤廃された。

ファイル:J.P. Hanson is invited by William T. Riker while Shelby watches.jpg

ライカー中佐はベルト有り、シェルビー中佐はベルト無しのバージョンを着用している。(2366年)

 デザインは同じでもジャケットとパンツタイプのモデルと、ジャンプスーツモデルの二種類があり、上級士官や部長などはジャケットタイプを着用し、下士官や下級士官はジャンプスーツタイプを着用していた。ベルトの有無のバリエーションもあった。

 ジャケットタイプの制服の下には部門カラーの肌着を着用した。肌着は胸のすぐ下でズボンに入れる。(TNG: 流浪のベイジョー星人

 通常の制服は2360年代後期に全く新しいデザインのものが導入されたが、導入当初は宇宙基地のみで使用された。二種類のデザインの制服が共存していた時期もあったが、2371年までには宇宙艦でも新しいものが使用されるようになった。しかし、地球宇宙艦隊司令部や他の外交任務においては2374年でもまだ古いタイプの制服が使用されていた。(TNG: 進化の刻印DS9: 決意の代償VOY: 遥かなる地球へ

大佐用の制服[]

Jean-Luc Picard wearing captain's jacket

ジャン=リュック・ピカード大佐が着用していた制服

 2368年に宇宙艦隊の宇宙艦の指揮官は通常の制服とは違うバリエーションの制服を着用することができた。通常「キャプテンズ・ジャケット」と呼ばれるこのタイプの制服は、通常の制服と同様のツートンカラーのジャケットと、インナーには通常の制服と同様のツートンカラーのタートルネックタイプの制服を着用している。尚、インナーの色は肩の部分が黒で、下の部分はグレーであった。尚、ズボンは通常の制服のものを着用する。(TNG: 謎のタマリアン星人ホロデッキ・イン・ザ・ウエスト


制服の肌着[]

Starfleet uniform undershirt 2360s

Bタイプの肌着を着用するロー・ラレン

 Bタイプの制服には袖なしの肌着があった。ジャケットの下に着るこの肌着は部門カラーを踏襲しており胸のすぐ下でズボンに入れる。(TNG: 流浪のベイジョー星人

将官用の制服[]

Aタイプ[]

Janeway's admiral uniform, 2350s

ジェインウェイ中将の制服。(2358年以前)

 2358年より前のある時期に将官が着用していた制服は通常の制服に金のラインが付け加えられたようなデザインだった。(VOY: 霊界からの誘い[1]


Bタイプ[]

Savar's admiral uniform, 2364

サヴァー提督の制服。(2364年)

 2364年頃の提督などは、通常の制服とは大きく異なるデザインの制服を着用した。

 上は暗紅色と黒の短いチュニック、下は黒いズボンであり、肩と襟の金モールが特徴的なデザインである。また右肩から左の腰へかけての黒いくさび形も、通常の制服とは大きく異なる点である。(TNG: 大いなる償い宇宙戦士への道恐るべき陰謀

Cタイプ[]

Nakamura's admiral uniform, 2365

ナカムラ中将の制服。(2365年)

 2365年頃には、また別のデザインの制服が使用されていた。 Consisting of a short tunic top, with gold braid and yoke piping, the uniform was worn with black trousers.

The uniform rank insignia was displayed as a box-shaped insignia with pips inside, on either side of a high collar. (TNG: 愛の使者人間の条件

Dタイプ[]

Brand's admiral uniform, 2368

ブランド少将の制服。(2368年)

 2360年代に新しい制服が導入された際に、将官の制服も変更された。2366年から採用された新しい将官用制服はジャケットとズボンで構成されている。ジャケットのデザインは通常のツートンカラーに更に淵を金モールで装飾されたV字型の黒い柄が追加されている。また、階級章は左右両方の襟に着用される。(TNG: 亡命者生命リンクテレパシー


Eタイプ[]

William Ross 2374

ウィリアム・ロス中将の制服。(2374年)

 2369年に将官用の制服は新しいものが導入された。それまでにもよく見られた長いジャケットとズボンはそのままに、この新しいバージョンはより簡素になった。 Retaining the familiar long jacket and trousers, this newer version was simpler, abandoning the distinctive black wedge cutout from the previous design for a gold-trimmed closure running down the front of the uniform. The sleeves of the uniform were also modified, now bearing the rank insignia within a wide, black cuff.

This version of the flag officer's uniform was ultimately retired from service in the year 2374 in favor of yet another design. (TNG: プラズマ放電の謎DS9: 戦慄のガンマ宇宙域

礼装[]

Aタイプ[]

Picard Yar Riker dress uniforms

司令部門のワインレッドと業務部門のマスタードゴールド。

 2360年代には、宇宙艦隊の人員の標準礼装は長いチュニック・トップと黒のズボンであった。通常の階級章は使用せず、代わりに金モールの束がジャケットのファスナーに沿ってつけられていた。(TNG: 姿なき宇宙人魅せられて

Q admiral

Qが着た提督用の礼装。

 提督用の礼装も存在し、金モールがずっと太い点が異なっていた。USSエンタープライズDを二度目に訪れた時にこれを着ていた。(TNG: 死のゲーム


Bタイプ[]

Starfleet dress uniform, 2365

Picard in his dress uniform in 2365

 2365年までには、新しいタイプの礼装が導入された。

 基本的なデザインは通常の制服のタイプAと同様であるがロングコート仕様になっており、ジャケット前面は右胸側で留めるようになっている。襟から右胸の留部までの部分が金モールで装飾されている。2374年に新しい礼装が導入されるまでこの礼装が使用され続けた。(TNG: ヒューマン・アンドロイド・データDS9: 忍び寄る可変種の脅威VOY: 電磁空間アレース4[2]


Cタイプ[]

Starfleet dress uniform, 2368

礼装のピカード(2368年)

 2367年、また新しい礼服が導入された。 The dress uniform was again modified, this time removing several inches of material at the bottom, bringing the bottom of the jacket to mid-thigh just below the hands. A small section of the gold trim that ran vertical from the end of the top opening to the yoke was also removed, leaving only the trim above the rank insignia that ran around the collar. (TNG: Data's DayQpidCost of LivingThe Perfect MateChain of Command, Part I)

Dタイプ[]

「I do not see why it is necessary to wear these ridiculous uniforms."
"
Protocol."
"
They look like dresses."
"
That is an incredibly outmoded and sexist attitude. I'm surprised at you. Besides, you look good in a dress.」
– Worf and William T. Riker 2370年Liaisons

By 2370, the dress uniform jacket had again been shortened, this time just removing enough material to bring the bottom to the hands, just below the waist. This uniform style was used by Starfleet until its retirement in 2374, though officers aboard the USSVoyager used it throughout their mission in the Delta Quadrant ending in 2378. (TNG: LiaisonsSub Rosa; DS9: The AdversaryCrossfire; VOY: Course: OblivionSomeone to Watch Over MeTinker Tenor Doctor SpyOne Small StepAshes to Ashes)
テンプレート:Bginfo

作業着[]

 主に業務部門の士官が各種作業を行う際の作業用のジャンプスーツも宇宙艦隊では用意されている。マスタード色のスーツで、インナーに黒いタートルネックのシャツと、黒いブーツを着用する。他の部門カラーの作業着もあった。(TNG: 未知からの誘惑突然の訪問者ギャラクシー・チャイルド他) [3]

秘密任務用スーツ[]

Worf wearing covert ops uniform

秘密任務用スーツを着用したウォーフ

 潜入捜査やスパイ活動などの為に宇宙艦隊から支給されるスーツは黒いジャンプスーツであった。尚、その使用目的の関係からあらゆる記章類は一切装着されず、頭を隠す黒いフードも用意されている。また、様々な状況に対応するためのバックパックの他、各種装備を装着できるように設計されている。(TNG: 戦闘種族カーデシア星人・前編呪われた妄想

医療用[]

Beverly Crusher, uniform with overcoat

上着を着たビバリー・クラッシャー

 宇宙艦隊の医療部員も一般的には通常の制服を着用した。しかし中には、USSエンタープライズDビバリー・クラッシャー医療部長のように、青い上着を羽織っている場合もあった。(TNG: 進化の刻印[4]

医療用スカント[]

Katherine Pulaski, uniform variant

キャサリン・ポラスキーのスカント。

 医療部員が着るスカントもあった。

手術着[]

Starfleet surgical scrubs

手術着を着用したキャサリン・ポラスキー

 宇宙艦隊の医療部員は基本的に科学部門の制服を着用して任務に就いているが、高度な外科手術等を行う際には、頭髪を含めて全身を覆う赤い手術着を着用している。(TNG: 進化の刻印神経医療エキスパート ドクター・ラッセル


士官候補生の制服[]

 2360年代後半、宇宙艦隊アカデミーの士官候補生は通常の制服のタイプAのデザインと同様の制服であるが、ツートンカラーの色が上下逆になっているのが特徴である。尚、学年を示す記章が襟に付けられている。(TNG: 姿なき誘拐犯エイリアン・ゲーム悲しみのアカデミー卒業式[5]

臨時士官用[]

 臨時士官用の制服は少尉代理のようなクルーが着用した。この制服には二つのバリエーションがあった。ひとつは明るいグレーのチュニックで肩が暗いグレーになっている。そしてその端は全3つの部門の色が並んでいる。ズボンは黒である。ふたつめのバリエーションはより暗い色合いのグレーであり、肩の部分にはうねがついたタートルネックである。

 ひとつめのバリエーションではコムバッジをつけなかったがふたつめでは全体的にシルバーのコムバッジをつけた。

その他[]

 時には別の制服を着用する士官もいた。ディアナ・トロイはよく任務中にカジュアルな服装をしていた。他では、ウォーフのような士官は、自身の文化に関係した装飾品を制服に付け加えることを許された。しかしこれは艦長の裁量次第だった。ベイジョー人士官のロー・ラレン少尉は彼女の文化の伝統的な耳飾りをつけておくことを許されたが、彼女の仲間の士官の中には遠慮するものもいた。(TNG: 戦闘種族カーデシア星人・前編流浪のベイジョー星人) ベンザイトの士官のメンドンは士官交換プログラムに参加中に違った制服を着用していて、通常より襟が高かった。[6]TNG: 錯綜した美学

階級章[]

 階級章は円い星の数で区別されるシンプルなものになった。星には金色と、中間的な階級を表すための黒色がある。

兵曹長
一般隊員
少尉
少尉
中尉
中尉
大尉
大尉
少佐
少佐
中佐
中佐
大佐
大佐
実質准将
下級少将2364年
少将
上級少将2364年
中将
中将2364年
中将
中将2365年

付録[]

登場回[]

 作業着の登場回。

背景[]

The Starfleet uniforms worn during Star Trek: The Original Series were designed by William Ware Theiss, who returned to design the Star Trek: The Next Generation uniforms (which were further adapted into future versions on DS9, VOY and the TNG-era films by Robert Blackman).

Patrick Stewart claimed that the change from this Starfleet uniform to the new version after the second season of TNG was thanks to his chiropractor, who recommended Stewart sue Paramount for "lasting damage done to [his] spine." Evidently, the producers wanted to have a smooth, unwrinkled look to the Starfleet uniforms, which put strain on Stewart's shoulders, neck and back after two seasons in a lycra costume that was one size too small. [1]

Among the costumes and uniforms which were sold off on the It's A Wrap! sale and auction on eBay, was an operations division uniform from this era. [2]

注釈[]

  1. ただし、写真に示した例におけるジェインウェイ中将のコミュニケーターは2360年代のものではなく、何故か2370年代以降のものを付けていた。
  2. In the Star Trek: The Next Generation Companion, costume designer Robert Blackman expressed his feelings about the Starfleet dress uniform: "There was constant tinkering throughout the series. I would just keep doing different takes on the original design: shorten it, add pants..." Ultimately, the designer threw out the existing uniform style entirely and started anew for dress uniforms first appearing in スタートレック:叛乱.
  3. "Eye of the Beholder" was the 19th and last appearance of the utility uniform before スタートレック:ネメシス. While previous TNG seasons had featured all three division colors, only the operations gold version seemed to make through season four. See below for a full list of episodes this uniform appeared in.
  4. Dr. Crusher wasn't seen in the next uniform style in スタートレック:ジェネレーションズ, but the Jupiter Station Diagnostic Program Alpha-11's use of a wrinkled, off-white lab coat in The Swarm seems to indicate that the practice continued and was at least informally accepted by uniform regulations.
  5. The cadet uniform was first introduced in "Allegiance", but it was not until "The Game" two seasons later that the uniform was refined into the version seen throughout the duration of TNG.|The uniform seen in "Allegiance" is the only example of a cadet uniform of this type in a different division color then command red. This operations gold uniform was worn by the illusory Cadet Haro, and since Captain Picard didn't seem to find anything wrong with Haro's uniform, its safe to conclude that there were different cadet uniforms based upon the division of study.|The cadet rank insignia, silver oval-shaped pips rather than the usual circular gold ones, only appeared in "The First Duty" and were not seen in "The Game".
  6. このことが胸につけられた呼吸器具と何らかの関係があるのかは不明である。

外部リンク[]

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