寝台船(Sleeper ship)は20世紀後期から21世紀初頭に地球で運用された乗員を仮死状態にして長距離を移動する宇宙船である。
いくつかのDY-100級宇宙船は寝台船であった。2267年、 マーラ・マクガイヴァーズが寝台船に乗った際に寝台船について「2018年までは宇宙旅行に要する時間が非常に長かったためです。ほかの星へ行くのに何年もかかった時代ですので。」と述べている。(TOS:宇宙の帝王)
関連項目[]
- 低温休眠
- 人体冷凍保存衛星
- Cryostasis
- 休眠
背景[]
寝台船(Sleeper ship)は劇中ではSSボタニー・ベイのみにしか使用されなかった。DY-500級宇宙船も同様に寝台船と呼ぶことも可能かも知れない。
休眠状態で長距離・長時間を移動する技術としてこの他にもクリンゴンのIKSトングの仮死休眠チャンバー(utilized stasis chambers)というものが『TNG: 愛の使者』でも登場したが、寝台船(Sleeper ship)とは一度も言及されていない。これはどちらかというと『VOY: 放射能星雲の孤独』に登場した休眠ユニット(stasis unit)による仮死状態に持ち込むものと近い。