(制作視点での記事)
復讐のフェレンギ星人 | |
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制作順No. | 40271-110 |
本国初放映 | 1987年11月16日、第9話 |
脚本 | ハーバート・ライト |
ストーリー | ラリー・フォレスター |
監督 | ボブ・ボーマン |
宇宙暦/西暦 | 41723.9/2364年 |
フェレンギのデイモン・ボークが、ピカードが過去に勤務していたUSSスターゲイザーを贈り物として持ってきた。スターゲイザーは2355年に発生したマクシア・ゼータ星系での遭遇戦により、大きなダメージを受け、クルーたちは艦を放棄せざるを得なくなった。突然の再会に過去を懐かしんだピカードだったが、その贈り物にはピカードへの復讐の意図が隠されていた。
ストーリー[]
USSエンタープライズはフェレンギと落ち合うことになっていた。フェレンギのデイモン・ボーク艦長は一対一での話し合いを要求する。エンタープライズではピカード艦長が頭痛に悩まされていた。
フェレンギは贈り物をしたいという。その贈り物とはUSSスターゲイザーであった。以前ピカードが乗船していた艦で、宇宙を漂っていたという。
スターゲイザーへ乗り移ったピカード。なぜか頭痛がひどくなり、スターゲイザーに残していた思い出の品を持ちエンタープライズへ帰還する。ピカードは、マクシアの戦いを思い出したために頭痛がひどくなったのだろうかと自問する。
マクシア戦役で敵は休戦旗を掲げていたのにピカードが攻撃したという明らかな偽造記録が‥‥‥。ピカードは過去の悪夢にうなされる。フェレンギ艦からピカードの思考を撹乱する電波が送られていることが判明するが、時既に遅く、ピカードはスターゲイザーへ一人転送乗艦していた。
ボークがスターゲイザーに乗艦してくる。彼の息子はマクシアの戦いで敗れた艦の艦長だったという。ピカードの頭痛はボークが復讐のために持ってきた思考増幅装置のせいであった。ピカードは過去の記憶に捕らわれてしまうが、なんとか装置を破壊し正気に戻った。また、ボークも無益な復讐を企てたとして自艦で拘束され、事態は収拾された。
付録[]
日本語版[]
ビデオ発売時の邦題は『マクシアの戦い』である。
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