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Milky Way Galaxy, astrometrics

天の川銀河の全体図

 星図(Stellar cartography)は宇宙の地図である。海を航海するために海図があるように、宇宙探査を開始する上で重要な任務の一つは星図もしくは宇宙図の作成であった。そして、それは新たな時代の新たな科学の一分野として確立し、それらを専攻する学者達は星図製作者(Stellar cartographer)と呼ばれた。


惑星連邦における星図製作[]

 連邦において最も広く用いられる星図製作法の起源は、地球ヴァルカンで用いられていた方法である。それは、銀河系を四分円で分割し、それらを更にセクター座標で表示する方法であった。

宇宙域[]

 惑星連邦本部が位置する太陽系を境に、銀河系コアを中心点とする四分円で分割された四つの地域を宇宙域と呼称し、太陽系を南側にしてコアの南西がアルファ宇宙域、南東がベータ宇宙域、北東がデルタ宇宙域、北西がガンマ宇宙域とされている。

 尚、惑星連邦の領域は太陽系を中心にアルファ宇宙域及びベータ宇宙域に及んでいる。

セクター[]

Sector 22757

セクターマップ

 セクターとは、宇宙域を更に細分化した星図単位であり、一辺が20光年の立方体の宇宙領域の単位である。ほとんどのセクターは番号表記であるが、そのセクター固有の名称が与えられている場合もある。

 セクター一覧

ボーグ集合体の星図[]

 ボーグ集合体が用いる星図は連邦のそれよりも精密である。宇宙空間すべてを三次元座標形式で表記し、「空間グリッド」によって大まかな宇宙領域を区分している。連邦で言うセクターに当たるものが「空間グリッド」に相当するものと思われるが、詳細は不明である。「空間グリッド」の下位の単位は「マトリックス」であり、更にその下位が「ユニマトリックス」と呼称されているが、具体的な距離や規模は不明である。

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