Memory Alpha
Advertisement

生命体6339(Species 6339)はグリッド124オクタント22シータを故郷とするヒューマノイド種族である。高度な科学技術を有していたが、2371年頃にボーグによって発見され、それから4年の間に故郷を襲われ、110億人以上がボーグに同化された。

 2375年、USSヴォイジャーのクルーの一人であるセブン・オブ・ナイン多重人格障害のような状態になっていた。この原因はボーグの神経連結周波数のシグナルの影響を受けたためであり、このシグナルを追跡したところ、ヴォイジャーはボーグ船の残骸の中からボーグ・リンク装置を発見し、回収した。調査した結果、リンク装置は生命体6339によって人工的に作られた有機体ウィルスに感染していることが判明した。

 ヴォイジャーは生命体6339を探し当てたが、彼らはボーグに対する復讐を果たすために、志願した13人にこのウィルスを注射し、リンク装置にウィルスをばらまいたのだ。このウィルスはボーグのコンピューター・プログラムを攻撃し、リンク装置から送られるシグナルによって、ドローンが変調をきたし、ウィルスに感染したボーグ船は自滅するという仕組みになっていた。そして、感染したリンク装置が他のボーグ船に回収されることで、やがてはボーグ集合体そのものが崩壊するという目論見であったが、ヴォイジャーがリンク装置を回収してしまったことで、彼らの計画は失敗する。

 生命体6339はリンク装置の返還を求めたが、リンク装置を停止しない限り、セブンは助からない。キャスリン・ジェインウェイ大佐は返還を拒み、生命体6339の宇宙船はヴォイジャーを攻撃し始めた。

 やがて、リンク装置のパワーを奪うことで機能を停止させ、セブンは助かった。停止したリンク装置はすぐに宇宙空間へ破棄され、生命体6339はリンク装置を回収してその場を去って行った。

Advertisement