異種多血球血症[1](Xenopolycythemia)は珍しい血液の病気で、人類の身体の赤血球の置き換えが遅くなり、素早く治療を行わなければ1年以内に死に至る。23世紀のファブリニ人は治療法を有していたが、とても不快なものである。薬物を一定期間の間に一定の間隔で小用量投与し続けなければないが早い段階で投与すれば100%回復出来た。
2152年、ジョナサン・アーチャー大佐がクリンゴンに捕らえられた時、面会に訪れたドクター・フロックスはクリンゴンの看守を立ち去らせるために異種多血球血症の名前を出した。ドクターがこの病気は伝染性が強くアーチャーが隔離されていないのが不思議だと述べると、看守はその場を離れて行った。(ENT:反逆の法廷)
2154年、コールド・ステーション12から異種多血球血症の病原体のサンプルが盗まれた。(ENT:コールド・ステーション)
2268年、ドクターレナード・マッコイは異種多血球血症によって逼迫していたがスポックがファブリニ人の治療を発見しマッコイを治療した。(TOS:宇宙に漂う惑星型宇宙船)
付録[]
注釈[]
- ↑ 『TOS: 宇宙に漂う惑星型宇宙船』日本語吹き替え版では「多血球血症」とされている。『ENT: 反逆の法廷』日本語吹き替え版では「ゼノポリシスセミア」と聞こえる。
背景[]
多血球血症(polycythemia)は実在の病気で、赤血球増多症や多血症などとも呼ばれる。[1]