空間断裂(spatial rupture)は空間と亜空間の間の断層の事。
2369年、ソラノジェン・ベース生命体は第3次亜空間集合体と通常宇宙の間に空間断裂を作り出す事を試みた。彼らはUSSエンタープライズ(NCC-1701-D)上でジョーディ・ラフォージ少佐の作った修正センサー・アレイに引き付けられ、艦の第4貨物室に空間断裂の生成を試み断裂が開かれた。
異星人は逆空間テトリオン粒子を利用してこちらの宇宙との間にゲートウェイを設置した。エンタープライズのクルーは亜空間抑制フィールドを作り出し断裂の成長を制限し断裂を閉じる試みを行った。しかしフィールドは断裂の成長を止める事は出来ず、断裂は核子干渉を激しく放射し放射の影響を受けた部分の隔壁空間の転送装置のロックが不可能になり選択の余地は無かった。
断裂は可干渉の重力子パルスを照射しテトリオン放射を中和して閉じられたが、断裂が完全に閉じられる前に異星人は探査機を送り調査が行われたと思われる。(TNG:謎の第3次亜空間)