艦長専用艇もしくはキャプテンズ・ヨット(captain's yacht)はギャラクシー級やソヴェリン級といったいくつかの宇宙艦隊の艦に搭載された大型の艦載艇である。専用艇は円盤部の最低部にドッキングされている。
専用艇にも名前が付けられており、USSエンタープライズDのものは「カリプソ」、USSエンタープライズEのものは「クストー」と命名されている。(Star Trek: The Next Generation Technical Manual、スタートレック:叛乱)
カリフォルニア級のUSSセリトスにも艦長専用艇が搭載されていた。(LD: 気のいいフレッチャー、セリトス絶体絶命!、初めてのファースト・コンタクト)
付録
背景[]
デザイナーのアンドリュー・プロバードはUSSエンタープライズDのデザインをしている時に、艦長専用艇の概念を思いついた。結局劇中では登場しなかったが、機関室のマスター・システム・ディスプレイには円盤部のメイン・ブリッジの対極となる円盤部の最底部にドッキングされている様子が表示されている。しかし、プロバードは最初のシーズン当初にエピソード中にこの専用艇を可能性が否定されたことを示唆するコメントを対話で残している。『Star Trek: The Next Generation Technical Manual』の164ページではプロデューサーが『TNG: 愚かなる欲望』でこの船をエグゼクティブ・シャトルとして使うつもりがあったが、予算の都合上実現しなかったとされている。パトリック・スチュワートによると、この船は「カリプソ」という名前であった。
リック・スターンバックはUSSヴォイジャーとUSSイクワノックスにそれぞれ「エアロシャトル」と「ウェーブ・ライダー」という同様の船を設計した。しかしながら、カリプソ同様に劇中での登場も言及もなく、表示等に出ているだけであった。
ロナルド・B・ムーアは『Star Trek: The Next Generation Technical Manual』の中でこのような船を「キャプテンズ・ヨット」ではなく海軍の伝統に則り「キャプテンズ・ギグ(Captain's gig)」と呼んでいた。
非正史[]
In the 1969年 UK Comic strip series, the dome at the bottom of the saucer section of the Constitution級 USSEnterprise is also seen detaching as a similar auxiliary vehicle.
外部リンク[]
- 艦長専用艇:非正史スタートレックWiki Memory Beta英語版
艦種 |
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