艦長待機室(Captain's ready room)とは、宇宙艦の艦長のための専用のオフィスであり、通常はブリッジに併設されている。[1]
艦長待機室では、ブリッジ・オペレーションに邪魔されずに業務をこなすことができる。また、艦長が部下等と個人的な議論を行ったり、極秘の会談を行う際にも都合の良い部屋でもある。
艦長待機室の例[]
NX級[]
22世紀の地球連合宇宙艦隊の宇宙船であるNX級の船長待機室は、ブリッジの右舷側に配置されており、ターボリフトの向いに位置していた。この時代の船長待機室は後の時代の宇宙艦隊の艦艇のものに比べると狭い部屋であり、天井は低く、梁やパイプなどが張り巡らされていた。
エンタープライズ(NX-01)の船長待機室は軋み音が度々発生し、修理を重ねても再び発生するその騒音に、アーチャー船長は悩まされていた。(ENT: 死のファースト・コンタクト、謎の自律浮遊基地)
船長待機室の壁にはHMSエンタープライズ、USSエンタープライズ(CVN-65)、エンタープライズ(OV-101)及びNX-01の絵画が飾られており、船長の業務用のデスクと小さい寝椅子が備えられていた。ブリッジとの間には短い廊下がある。(ENT: クリンゴンの苦境)
ギャラクシー級[]
ギャラクシー級宇宙艦の艦長待機室は、ブリッジ左舷側の艦首側ターボリフトの隣のドアからアクセスできる場所に配置されていた。
USSエンタープライズDのジャン=リュック・ピカード大佐は、自身の艦長待機室内にシェークスピアイラスト全作品の他に、コンステレーション級宇宙艦の模型(NCC-7100)や帆船模型、彼の師であるリチャード・ガレン教授から譲渡されたネスコス像と、ペットの魚であるリビングストン等の装飾品が飾られていた。
その他にも、業務用のデスクの他にソファーや椅子が三脚、USSエンタープライズDの大きな絵画などもあり、フード・レプリケーターも備えられている。
基本的なインテリアはエンタープライズDの就役期間中は変更されることはなかったが、2369年に一時的に同艦の艦長にエドワード・ジェリコ大佐が就任した際には、模様替えがされた。(TNG: 戦闘種族カーデシア星人・前編、戦闘種族カーデシア星人・後編)
艦長待機室の奥には専用のトイレも併設されている。(Star Trek: The Next Generation Technical Manual)
ギャラクシー級の戦闘ブリッジには専用の艦長待機室が併設されている。(TNG: 未知への飛翔)
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付録[]
注釈[]
- ↑ 日本語吹き替え版では作戦室と訳された。またその他にも艦長室という呼称も用いられることがある。