J・M・コルト(J.M. Colt)は23世紀中期においてUSSエンタープライズに乗務していたクルーである。彼女は2254年頃からクリストファー・パイク大佐の秘書を務めた。
2254年頃、USSエンタープライズがライジェル7号星を訪れた際にパイク大佐の当時の秘書が死亡したため、コルトが代わりに秘書を引き継ぐことになった。しかし前の秘書は男性だったため、パイクは「ブリッジに女性がいることに慣れない」ともらした。
タロス4号星でパイク大佐がタロス人に捕らわれ、コルトを含む6名のクルーが救出作戦に志願してタロス人の地下都市に転送降下する準備をした。しかしタロス人はコルトがパイクにとって魅力的であることを読み取っており、彼らの力によって実際にはコルトとナンバー・ワンだけが転送された。タロス人はパイクの相手をヴィーナ、ナンバー・ワン、そしてコルトの三人の中から選ばせようとしたが、パイクは抵抗してコルトらクルーと共に脱出することが出来た。(TOS:歪んだ楽園)
背景[]
コルトの "J.M." というイニシャルはジーン・ロッデンベリーの計画書や台本に書かれている。しかしその意味は明らかにされていない。