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 J・P・ハンソン(J.P. Hanson)中将は、24世紀後半の宇宙艦隊提督である。ジャン=リュック・ピカード大佐とは仲がよく、二人きりのときは、ピカードはハンソン中将を「J.P.」と呼んでいた。ハンソンがピカードを知ったのはダニュラ2号星での宇宙艦隊アカデミー・マラソンのときである。そのとき、ピカードは1年生であったにもかかわらず、上級生を抑えてトップになった。そのときハンソンは、ピカードをじっくり育ててみようと決心した。また、ハンソンは、ピカードを「勇気と決断力にあふれた男」と評価していた。

 2366年、ハンソン中将はジュレ4号星の軌道上でエンタープライズDとランデブーした。ハンソンはウィリアム・T・ライカー中佐をUSSメルボルンの艦長に昇進させ、シェルビー少佐をエンタープライズDの副長にしようと思っていた。しかし、ライカーはハンソンの申し出を断った。

 ボーグがジュレ4号星のニュープロヴィデンス・コロニーを破壊したことが明らかとなった後、宇宙艦隊司令部との会議のため、ハンソンは第324宇宙基地へと戻った。

 ハンソンは、ピカードがボーグに同化され「ロキュータス」となり、シェルビーの「ボーグはピカードの協力を得るだろう」という発言に対し、「ボーグに協力するなど到底考えられない」と一蹴した。そして、ピカードは「戦死」したものとして扱えとエンタープライズDのクルーに指示し、ライカー中佐をエンタープライズDの艦長に就任させた。

 ウォルフ359の戦いにおいて、ハンソンは40隻からなる艦隊を指揮したが、ボーグ・キューブによる攻撃で戦死した。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・前編後編

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