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現実世界
(制作視点での記事)
Weapons locker, 2372

DS9の兵器ロッカーの47。

 47スタートレックで頻繁に言及されたり表示されたりする数字である。

 47の由来は、『新スタートレック』と『スタートレック:ヴォイジャー』の作家であるジョー・メノスキーが在籍していたカリフォルニアのポモナ大学にまでさかのぼる。そこには47ソサイエティ(The 47 Society)というクラブがあった。このクラブは全ての数字が47に等しいという数学的証明が存在し、自然界において47は他の数字より多く現れると主張している。

 ジョー・メノスキーはTNGシーズン4で手がけた脚本で初めて47を登場させ、すぐにこの内輪ネタはスタッフたちの間で流行した。それからというもの、47は多くのエピソードや映画で言及されるようになった。

 ロナルド・D・ムーアによると、『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』の後期シーズンでは制作スタッフが飽きてしまったため47に言及するジョークは下火になった。(AOL chat, 1997

 リック・バーマンはこの数字の意味を聞かれた時、「47は42だ、インフレーションによる補正をすれば」と冗談を言った。これは「生命、宇宙、そして全てについての質問に対する究極の答え」は42だというダグラス・アダムズの『銀河ヒッチハイク・ガイド』にちなんでいる。

 47のジョークはJ・J・エイブラムスの『スター・トレック』でも続いている。

 CrypticのMMORPG『Star Trek Online』では、連邦プレイヤーたちが交流できる主要ハブは地球スペースドック内のクラブ47という名前である。

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