HMSエンタープライズ(HMS Enterprise)は地球の帆船で、エンタープライズの名を冠した最初の船である。フランス海軍の24門フリゲート、ラントルプリズ(L'Entreprise)として建造された同艦は、1705年に英国海軍に接収されHMSエンタープライズと改名された。この船はその後1,000年間に渡りエンタープライズの名を冠する遠洋航海船から軍艦、果ては宇宙艦へと続くすべての船の先祖となった。
2151年から2161年まで、人類初のディープ・スペース・ミッションを行ったエンタープライズ(NX-01)のジョナサン・アーチャー大佐は、敬意を込めてHMSエンタープライズの絵画を作戦室に飾っていた。 (スタートレック:エンタープライズ)
2154年にアンドリア帝国軍のシュラン司令官がエンタープライズを訪れた際にこの絵を見て、アーチャー船長にこの船の指揮も執ったのか尋ねた。アーチャーは、これらが大昔に存在したエンタープライズであることを伝え、「それは、400年前に地球の海を渡った船だよ。」と語った。 (ENT:ロミュランの陰謀)
背景[]
アーチャーの作戦室の絵は、スタートレックのイラストレーター、ジョン・イーブスが描いたものである。これはボストンにある米国海軍フリゲート、USSコンスティチューションの写真のほぼ正確な写しである。HMSエンタープライズの写真は『スタートレック:エンタープライズ』のオープニング・クレジットに登場する。