記事の改名を行う必要があるケースとして以下の様なものがあります。
- 誤字脱字の修正
- 記事のネーミングルールにそぐわない名前の改名
- 記事の扱う内容の変更に伴う改名
上記の様な場合は記事のタイトルを改名する必要があります。Memory Alphaでは記事の改名を「移動」と呼称します。
移動の方法は大まかに二種類あります。
- 単純なタイトルの改名 タイトルが変わるだけです。ページ履歴などもそのまま残ります。
- 他の記事との統合による改名 類似する他の記事との統合によって記事自体が吸収合併されてなくなります。但し、合併先のページ履歴に改名前の履歴も統合されるので履歴は残ります。
- イメージファイルについて
各種イメージファイルは改名できません。改名したい場合は再アップロードする必要があります。
記事の移動方法[]
まず、記事の移動を行うためにはアカウントを作成してログインする必要があります。
移動対象のページを表示し、ページ上部の「移動」タブをクリックします。移動画面が表示され、移動元の記事名とその下に移動先の記事名の入力欄が表示されます。また、移動先記入欄の下には移動理由を記載する欄があります。「移動元にリダイレクトを作成する」「移動するページをウォッチ」という二つの項目を任意で選択できます。移動した際に、元の記事を新しい記事へ自動的にリダイレクトさせる場合はここにチェックを入れる必要があります。
まず、ここで絶対に忘れてはいけないことは移動理由を明記することです。理由の明記のない移動は「不当な移動」とされ、場合によっては差し戻しが実施される場合もあります。また、議論が必要な要素を含む場合は必ず事前に改名提案を行い、総意を取るべきです。移動操作に自信がない場合は管理者にその旨伝え、操作を依頼することが安全かもしれません。
最後に「ページを移動」ボタンをクリックすると、ページの改名が完了します。リダイレクトさせるオプションを選択した場合は自動的にリダイレクトも作成されます。リダイレクトを作成させるか否かの判断に迷った場合は、移動を実施する前に「ノート」で確認するか管理者に確認してください。
尚、記事の移動を実施するとそれまでその記事にリンクしていた記事はリンク先を失うことになります。リダイレクトを作成しておけばリンク先が自動的にリダイレクトされる形になります。実際に移動を実施する前に、以下の確認を行うことを忘れないでください。
- 左側のバーにある「リンク元」というリンクを確認し、移動しようとしている記事が他のどの記事からリンクされているか確認しましょう。
- あなたが移動を実施することで他の記事に与える影響を考え、必要とあらば事前にリンクされている別の記事上のリンクを修正する必要があるかもしれません。
変更履歴[]
移動機能は、自動的にその記事のノート及びそれまでの変更履歴も一緒に新しい記事へ移動します。この機能は著作権でも扱われていますが非常に重要です。操作に慣れていないユーザはしばしば元の記事をコピーして、新規に作成した新しい記事へそのまま張り付けを行うケースがあります。一見何ら問題はないように見えるかもしれませんが、コピー&ペーストで記事の改名を行ってしまうと、それまでに行われた編集履歴が失われてしまい著作権上の問題が発生しますので、このような移動は行わないようにしてください。
リダイレクトページの移動[]
リダイレクトは、ページをそのまま別の記事にリンクさせることができる便利な機能です。しかしながら、Aという記事からCという記事へリダイレクトさせる場合に途中にCという記事を挟むことは二重リダイレクトと呼ばれ、好ましいとは言えません。万が一、あなたが移動を行ったことで二重リダイレクトを誘発する恐れがある場合は、記事の移動の前後で二重リダイレクトを解消するように調整を行う必要があります。リダイレクトページを移動させると、必然的に従来そのリダイレクトページにリンクされていた元記事が移動先の記事に二重リダイレクトを行うという事象を誘発させることになりますので、注意してください。
移動及び上書き[]
管理者は既存の記事への上書きを同時に行う移動を一括で行うことができます。
二つの同じ内容の記事が存在していた場合、片一方の記事を削除する必要があるかもしれません。そういった場合は、管理者に依頼を行い上書き移動を依頼してください。
移動保護[]
管理者はページの移動を行えないように保護をかけることができます。管理者が移動保護を実施すると、その記事は管理者以外から見ると「移動」タブが非表示となります。そのようなページを移動したいと思ったならば、まずはノートに提案を投げかけてみましょう。
尚、記事が保護されている場合は自動的に移動からも保護されます。
その他[]
リダイレクトは自動的に修正はされません。これは、無限ループを防ぐための機能です。従って、ページの移動前に必ず「リンク元」を参照して影響範囲を事前に調査すべきです。そして、移動の実施に前後して関連ページのリンク修正作業を実施しましょう。それには時間がかかるかもしれませんが、移動に伴う影響をすべてクリアできるまで修正作業を実施してください。
移動するページのノートを誰かが編集しているときには決して移動を実施しないでください。ノートを編集しているときには編集競合のエラーは出力されないため、ノートページの保存とページの移動が重なったときに別々の記事が出来上がってしまうからです。これを防ぐために、ノートにページを移動する旨を記載するのも親切かもしれません。
移動されたページは、特別:最近更新したページには表示されないという点を注意して下さい。また、サブページはメインページの移動に対応していないため、手動で移動する必要があります。
移動の差し戻し[]
ページAからページBへの移動を差し戻す手順は以下の通りです。
- ページBをページAへ再度移動します。
- ページBを削除します。
差し戻しはHelp:差し戻しで扱っている手順を参考にしてください。
例えば、ページAからページBへ移動し、更にページCに移動するという動作を差し戻す場合は以下の手順を実施します。
- ページCからページBへ移動します。
- ページBからページAへ移動します。
また、一つ一つ逆の手順を行わずとも、ページCからダイレクトにページAへ差し戻すことも可能です。
しかしながら、ページAが移動前に既に編集されていた場合は違う手順を実施する必要があります。この手順は管理者だけが行うべきです。
- ページAを削除する。尚、削除前に変更履歴やノートへの記載がないかどうかを確認してください。
- ページBからページAへ移動します。
- ページBを削除する。
無計画な移動、影響を考えずに短絡的に行う移動はしばしば論争を招く場合があります。そして、それをリカバリするためには非常に多くの手間がかかりますので、不必要な移動は行わないようにしてください。
記事の統合[]
履歴を含めた記事の統合手順は以下の通りです。ページAとページBを統合するという前提で解説します。
- ページAからページCへ移動します。
- ページAを削除します。
- ページBからページAへ移動を行います。
- ページBを削除します。
- ページCからページBを移動します。
- ページCを削除します。
関連項目[]
- Help:統合 記事と記事の統合について扱っています。