USSエセックス(USS Essex NCC-173)は22世紀に就役した宇宙艦隊所属ダイダロス級宇宙艦である。
概要[]
USSエセックスは惑星連邦最初期の宇宙艦の一つであるダイダロス級の宇宙艦であり、22世紀に第12宇宙基地のセクター司令ウタン・ナース提督の命令で就役した。
2167年、同艦はマブー6号星付近で消息を絶っており、2368年にUSSエンタープライズDが付近の調査を行った際に当惑星のMクラス環境の衛星の電磁嵐によって229名のクルーもろとも破壊された事が判明した。
エセックス破壊の真相[]
マブー6号星の衛星は、ウックスマール星系の犯罪者の精神が収容される刑務所であり、彼らはエセックスのクルーの肉体を乗っ取り脱出を試みたが、エセックスは磁気嵐によって破壊されてしまった。
それからおよそ200年後の2368年に現地を訪れたエンタープライズのクルーに自らがエセックスのクルーと偽り脱出を再び試みたが、エンタープライズのクルーに見破られ再び脱出は失敗した。(TNG:亡霊反逆者)
クルー情報[]
付録[]
背景[]
『Star Trek Encyclopedia』のUSSエセックスの記載によれば、同艦はコンスティチューション級USSエセックス(NCC-1697)とある。元々、『TOS: バルカン星人の秘密』で採用される予定の艦であった。D・C・フォンタナのメモにそれが記載されている。彼女はTOSシリーズの中で使用する宇宙艦のリストを作成し、その中に含まれている艦のひとつであった。尚、後に『TOS: 宇宙軍法会議』で実際に採用された。(The Making of Star Trek)
後に、マイケル・オクダによって『Star Trek Encyclopedia』に記載されたが、その際にはそのソースは示されなかった。エセックスの名の由来について可能なものとしてはこちらを参照。