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新時間軸
(2233年分岐)

元の時間軸の当該宇宙艦については、USSエンタープライズを参照。
鏡像宇宙の当該宇宙艦については、ISSエンタープライズを参照。

 USSエンタープライズ(USS Enterprise NCC-1701)は、惑星連邦宇宙艦隊が保有するコンスティチューション級宇宙艦であり、2258年当時の宇宙艦隊の旗艦として就役した。(スター・トレック

歴史[]

USS Enterprise (alternate reality) under construction

アイオワで建造中のエンタープライズ

 USSエンタープライズは2255年頃、アイオワリバーサイド造船所で建造中であった。同艦はサンフランシスコ造船所から就役した。[1]

USS Enterprise (alternate reality), profile

就役を待つエンタープライズ

 エンタープライズは就役の際、惑星連邦の旗艦に指定されていた。クリストファー・パイク大佐の指揮下で2258年に予定されていた処女航海は、地球ヴァルカン星からの救難信号を受信したことで前倒しになった。その当時艦隊の大部分がローレンシア星系で任務中だったため、USSエンタープライズ、USSファラガットおよびUSSフッドを含む8隻が地球を発った。しかしながら、スールー操舵手のミスでエンタープライズだけ出発が遅れ、到着した頃にはロミュラン採鉱船ナラーダによって艦隊が破壊された後だった。

USS Enterprise departs Starbase 1, 2258

スペースドックを発つエンタープライズ

The Enterprise (alternate reality) discovers Nero's Chaos

ヴァルカン星に到着したエンタープライズ

 エンタープライズはナラーダの先進的な兵器に全く敵わなかった。幸運にも、ネロはエンタープライズがスポックの勤務している艦だと気づいた。彼はエンタープライズを破壊するのではなくスポックにヴァルカン星の破壊を目の当たりにさせることを選んだ。ナラーダのドリル・プラットフォームの影響で通信および転送が妨害され、エンタープライズは宇宙艦隊に連絡することもヴァルカン星の住民を避難させることも出来なかった。そこでクルーはドリルを攻撃して停止させ、ヴァルカン最高評議会のメンバーを数人転送救出することに成功したが、ヴァルカン星の破壊を防ぐことは出来なかった。パイク大佐はナラーダに捕らわれたため、スポックが艦長代理としてエンタープライズをローレンシア星系の艦隊と合流させようとした。しかしジェイムズ・T・カークはネロを止めようとすべきだと考えて反抗した。それに対しスポックはカークをデルタ・ヴェガに置き去りにしたが、カークは未来から来たスポックに助けられ、転送でエンタープライズに戻ることが出来た。カークは規則619を利用してスポックを解任させ、自分が指揮を執ってエンタープライズの針路を引き戻し、ナラーダが地球を攻撃するのを阻止しに向かった。

 エンタープライズは土星の環の磁気ひずみを利用してナラーダのセンサーから隠れるため、タイタン大気中へワープした。カークとスポックはナラーダに転送で侵入し、パイクとジェリーフィッシュを取り戻した。スポックはジェリーフィッシュを操縦してナラーダのドリルを破壊し、ワープしてナラーダを地球から引き離した。ネロはスポックを殺そうと攻撃したが、そこへエンタープライズがワープで出現し、フェイザー連射でナラーダのミサイルからジェリーフィッシュを守った。ジェリーフィッシュがナラーダに衝突する直前に、スポック、カークそしてパイクはエンタープライズに転送収容された。ジェリーフィッシュに搭載されていた赤色物質が衝撃で点火され、ブラックホールを作ってナラーダを飲み込もうとした。ネロが援助を拒否したためカークはナラーダを完全に破壊すべく攻撃を命じた。しかし帰還しようという時にエンタープライズもブラックホールに飲み込まれそうになり、ワープ・コアを射出、爆発させて衝撃波を作ることでなんとか脱出することが出来た。

 エンタープライズが任務を成功させたことにより、パイクは提督に昇進、そしてジェイムズ・カークがエンタープライズの艦長に、スポックが副長に着任することになった。(スター・トレック

クルー情報[]

上級士官[]

USS Enterprise alternate universe bridge forward

パイクによる指揮

USS Enterprise (alternate reality) bridge

カークによる指揮

他のクルーについては、クルー:USSエンタープライズ(新時間軸)を参照。


付録[]

注釈[]

  1. 劇中ではエンタープライズがアイオワで建造されているのが描かれているが、公式の就航記念銘板には同艦がサンフランシスコ造船所から就役したことが記載されている。エンタープライズは完成前に造船所を移されたか、リバーサイド造船所がサンフランシスコ造船所の一部である可能性がある。
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