USSエンタープライズ(USS Enterprise XCV-330)は2143年以前に運営されていた地球連合の宇宙船である。この船はエンタープライズの名を冠した宇宙船、宇宙艦の中でも古いもののひとつである。

同型の船を描いた絵
2143年、これと同じクラスの船の絵が地球の602クラブの壁にかけてあった。[1](ENT:運命の飛行)
似た絵が2154年にマックスウェル・フォレスト中将のオフィスの壁にも飾られていた。(ENT:ヒーローたちの帰還)
改装後のUSSエンタープライズのレクリエーション・デッキには歴代のエンタープライズの絵が飾られており、USSエンタープライズ(XCV-330)は新しい方から二番目に並んでいた。(劇場版スタートレック)
宇宙艦エンタープライズ |
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地球連合: USSエンタープライズ(XCV-330) • エンタープライズ(NX-01) |
惑星連邦: USSエンタープライズ • USSエンタープライズA • USSエンタープライズB • USSエンタープライズC • USSエンタープライズD • USSエンタープライズE • USSエンタープライズF • USSエンタープライズG • USSエンタープライズJ |
惑星連邦(新時間軸): USSエンタープライズ • USSエンタープライズA |
テラン帝国(鏡像宇宙): ISSエンタープライズ(NX-01) • ISSエンタープライズ(NCC-1701) |
付録[]
背景[]
この宇宙船のデザインはマット・ジェフリーズによるもので、彼がUSSエンタープライズのデザインを模索している過程で生まれたものの一つである。特徴的なリング状のエンジンは、「強力で危険なエンジンは他の部分から離れているはず」という彼のアイデアを反映しており、結局はUSSエンタープライズのエンジンは円筒型になったものの、後にヴァルカンのスロク級のデザインに使われることになった。[1]
またこのエンタープライズについては解説本などがいくつかの設定を与えている。『Star Trek Spaceflight Chronology』では「デクラレーション級」というクラス名だとしている。しかしこの本の設定ではデクラレーション級エンタープライズは惑星連邦のプロジェクトで建造されたことになっており、少なくともエンタープライズ(NX-01)より後の時代の船ということになってしまう。