- 同名の他の宇宙艦については、USSフッドを参照。
USSフッド(USS Hood NCC-1703)は23世紀後期に惑星連邦宇宙艦隊が保有していたコンスティチューション級宇宙艦である。
2267年、USSフッドは他の宇宙艦と同時に第11宇宙基地で整備を行っていた。進捗状況を示す表ではレジストリ・ナンバーによって各宇宙艦が表されていた。(TOS: 宇宙軍法会議)
2268年、フッドはM-5コンピュータのための戦闘シミュレーションに参加した。M-5にコントロールされたUSSエンタープライズがUSSレキシントンやUSSエクスカリバーをフェイザー最大出力で攻撃し始めたため、USSフッドとUSSポチョムキンは一度退却した。その後、エンタープライズを破壊せよとの命令が宇宙艦隊から下されてレキシントン、フッドおよびポチョムキンはフェイザー攻撃を準備したが、レキシントンのウェズレイ准将の判断で攻撃は中止された。(TOS: 恐怖のコンピューターM-5)
コンスティチューション級宇宙艦 |
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USSアワニー • USSコンステレーション • USSディファイアント • USSエンタープライズ • USSエンタープライズ-A • USSエクスカリバー • USSエクセター • USSフッド • USSイントレピッド • USSコロリョフ • USSレキシントン • USSポチョムキン • NCC-1707 • USSコンスティチューション • USSファラガット • USSイーグル • USSエムデン • USSリパブリック • USSコンゴウ • USSメリマック • NCC-1831 • USSエンデバー • USSヨークタウン • USSニュージャージー • 名称不明コンスティチューション級 |
鏡像宇宙: ISSエンタープライズ |
新時間軸: USSエンタープライズ • USSエンタープライズ-A |
付録[]
背景[]
『TOS: 宇宙軍法会議』ではNCC-1703の艦名は言及されていない。2008年にCGIモデルとしてリマスター化されたUSSフッドが『TOS: 恐怖のコンピューターM-5』に登場したことで初めて艦名と番号が劇中で一致した。
それ以前では、グレッグ・ジーンによる『The Case of Jonathan Doe Starship』の中の記事で初めて艦名と番号が一致させられ、またマイケル・オクダによる『Star Trek Encyclopedia』にもそのように書かれている。オクダは後にTOSリマスター版のプロデューサーを務めている。
フッドは、第一次世界大戦中にユトランド沖海戦を戦ったイギリス海軍提督のホーレス・フッド卿に基づいて命名された。(Star Trek Encyclopedia)
非正史[]
コンピュータ用ゲームである『スタートレック スターフリートコマンド』においても「1703 Hood」という艦が登場する。
また、同ゲームでクリンゴンの勢力でプレイする際、スキルミッシュにおいて「フッドを撃沈せよ」という任務が存在する。この任務では、プレイヤーはクリンゴン艦の艦長となり、USSフッドを捕獲、ないしは撃沈することが目的となる。