Memory Alpha
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複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)

「これがUSSフランクリンです、艦長。信じられますか? 地球の船で最初にワープ4を達成したんですよ。」
– モンゴメリー・スコット 2263年スター・トレック:BEYOND

 USSフランクリン(USS Franklin NX-326)は22世紀惑星連邦宇宙艦隊が運用していたフリーダム級宇宙艦である。地球の宇宙船として初めてワープ4に達した。その武装は22世紀の地球艦に一般的なもので、パルス・フェイズ・キャノン空間魚雷だった。防御システムは分極メッキ装甲を用いた。艦載機シャトルポッドを搭載、その他にBX-70モーターサイクルも載せていた。(スター・トレック:BEYOND

歴史

 2145年から2151年の間に、サンフランシスコ艦隊造船所で建造、進水された。(ENT: 運命の飛行スター・トレック:BEYOND

 地球・ロミュラン戦争と惑星連邦の創設に伴い、フランクリンは新たな就航記念銘板を受け、ズィンディ危機やロミュランとの戦争で活躍した元MACOバルタザール・エディソン大佐指揮下のもと就航した。

 2164年ガガーリン放射線帯での任務中フランクリンは行方不明となった。このことは宇宙艦隊アカデミーで教えられるようになった。フランクリンの失踪について様々な究明が行われ、ロミュランの関与を疑うものから「緑の巨大な手」に捕らわれたなどの説が唱えられた。

USS Franklin on Altamid

アルタミッド地表でカモフラージュされたUSSフランクリン

 実際にフランクリンに何が起きたかは詳細不明だが、ワームホールによる転移で長距離の移動を余儀なくされた。そして、アルタミッド不時着した。救助される兆候が見られないことにエディソンは連邦から見放されたと考えた。そんな時、アルタミッド古代の種族の遺物である数多くのスワーム船や駒となるスワーム・ドローン、他人から「生命の力」を吸い取って命を維持する技術を発見したエディソンとクルーは難破したフランクリンを捨て、遺物を使って命をつないで連邦に復讐する機会を狙うようになった。

新時間軸

USS Franklin escapes Altamid

アルタミッドを発つUSSフランクリン

 新時間軸2263年までに、アルタミッドの地表で半ば埋まっていたUSSフランクリンをジェイラが発見し、住処とした。そしてクラールらに知られないようホログラフィック遮蔽で船体を隠していた。100年ほど放置されていたにも関わらずフランクリンには動力がまだ残っており、エンジンも稼動可能でデータ・ログも損なわれていなかった。USSエンタープライズのクルーに出会う頃には、ジェイラはフランクリンの故障箇所を修理しながら艦のコンピュータから英語を学んだり、データバンクにあった20世紀の地球のクラシック音楽に親しむようになっていた。

USS Franklin defeats the Swarm

クラールのスワーム船の大軍を打倒するフランクリン

 モンゴメリー・スコット少佐とジェイラが知り合ったことがきっかけとなって、エンタープライズを喪失したジェイムズ・T・カーク大佐、スポック中佐パヴェル・チェコフ少尉らはフランクリンに集結、さらにフランクリンを修復し、転送装置については貨物用であったものを複雑な生命体の転送にも使えるよう改良、クラールに囚われているエンタープライズのクルーを助け出した。クラールがスワーム船と破壊兵器アブロナス宇宙基地ヨークタウン襲撃する計画を知ったカークらは、フランクリンで立ち向かうことを決め、艦は惑星の地表から発進できるよう設計されていなかったものの高い崖の上から船体を自由落下させて終端速度に達することに成功、無事に惑星から離脱した。

 ヨークタウンの外部でスワーム船の大群に直面したカークらはその寸前まで艦を突入させ、スワーム船が群体行動をとるのに用いている通信技術の古さを利用、フランクリンから音楽サボタージュを乗せたラジオ信号を発することによって大群の統率を狂わせ、個々の船を互いに連鎖反応的に衝突させ大軍のほとんどを撃破した。クラールと残った2隻の船を追跡するフランクリンはドック構造物を通ってヨークタウン内部に入り、逃げる船に衝突して破壊したあとヨークタウン司令部近くのヨークタウン・セントラル・プラザに座礁した。戦いののち、カークとパリス准将はUSSフランクリンのクルーに関して行方不明者リポートの案件を公式に解決したものとした。

クルー

Franklin crew

USSフランクリンのクルー

参照:クルー:USSフランクリン


付録

背景

ファイル:Franklin-plaque.jpg

USSフランクリンの就航記念銘板

  • USSフランクリンという艦名はジャスティン・リン監督の父フランク・リン(Frank Lin)に由来する。就航記念銘板をよく見ると艦名の綴りのうちKとLの間がわずかに広く開けてある。また、レジストリの数字326はレナード・ニモイの誕生日である3月26日に基づいている。[1]
  • USSフランクリンがいつ進水したかについては、地球初のワープ4宇宙船という設定からワープ3の壁を突破したNXデルタが登場するのが2145年と言及され(ENT: 運命の飛行)、初のワープ5宇宙船NX級エンタープライズ(NX-01)の就航が2151年である(ENT: 夢への旅立ち)ことから、その間の出来事であったと考えられる。
Jean-Luc Picard, 2364 この記事は書きかけだ。是非とも、この記事に加筆してみて欲しい。記事を書く際は、画面上部の「編集」をクリックするように。


外部リンク

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