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 USSマリンチェ(USS Malinche NCC-38997)は、惑星連邦宇宙艦隊が保有するエクセルシオ級宇宙艦である。24世紀に就役していた。

 2373年、同艦はサンダース大佐指揮下でガンマ7前哨基地付近で非武装地帯のパトロール任務を行っていた。同艦には、ホログラム通信機が装備されており、ベンジャミン・シスコ大佐マキの追跡を行うためにマリンチェに支援を要請した際にテストも兼ねて使用された。
 USSディファイアント(NX-74205)とマリンチェは共同でマキ襲撃機を追跡したが、マイケル・エディングトンによってディファイアントに仕掛けられていたカスケード・ウィルスによってディファイアントが無力化し、マリンチェはディファイアントをディープ・スペース・9まで曳航した。

 その後宇宙艦隊司令部ベンジャミン・シスコ大佐に代わり、マリンチェのサンダース大佐にマキのエディングトン逮捕を命じた。その後、マキによってカーデシア植民星であるヴェロズ・プライムが生物兵器によって攻撃された。マリンチェは直ちにヴェルズ・プレイムへ向かったが、途中でカーデシア貨物船からマキに襲撃を受けたと救難信号を受け救助に向かった。しかし、その貨物船はマキの罠であり、マリンチェが乗員の救助のために防御シールドを下ろした時に素粒子ビームジャイロ・シールドを突き破られ操縦が効かなくなってしまった。その後、体勢は立て直したものの、プラズマ・フィールドからマキ襲撃機が3機現れ奇襲攻撃を受け、ワープ・コア・マトリックス・コンポジターのヒューズが飛び、ナビゲーション・システムが破壊されてしまい行動不能となってしまう。

 マリンチェは救難信号を発し、救援に駆け付けたディファイアントによって支援を受けその後自力で帰還を果たした。(DS9:エディングトンの逆襲

背景[]

 マリンチェの艦名の由来は、ロナルド・D・ムーアによるとスペインのアステカ征服に協力したラ・マリンチェである。[1]

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