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 USSレキシントン(USS Lexington NCC-1709)は、惑星連邦宇宙艦隊23世紀に保有していたコンスティチューション級宇宙艦である。

 2267年、USSレキシントンは他の宇宙艦と同時に第11宇宙基地で整備を行っていた。進捗状況を示す表ではレジストリ・ナンバーによって各宇宙艦が表されていた。(TOS: 宇宙軍法会議

 ワタリー大尉2268年にUSSレキシントンからUSSエンタープライズへ転属した。(DS9: 伝説の時空へ

 2268年、レキシントンはコンピューターM-5のための軍事演習に、攻撃部隊の旗艦として参加することになった。レキシントンは同じく演習に参加するUSSエンタープライズ第6宇宙基地で合流し、レキシントンを指揮するロバート・ウェズレイ准将カーク大佐に演習の説明をした。
 M-5がエンタープライズに導入され、アルファ・カリーナ星系でレキシントンがUSSエクスカリバーと共に奇襲攻撃を仕掛けた。M-5の反応は敏速かつ正確であり、エンタープライズはレキシントンに反撃して勝利を収めた。

Constitutions formation, remastered

USSレキシントン率いる攻撃部隊

 二度目の攻撃はUSSレキシントン、USSエクスカリバーにUSSフッドUSSポチョムキンを加えて行われた。しかしその時M-5が不安定になっており、レキシントンとエクスカリバーはエンタープライズから最大出力のフェイザー攻撃を受けた。レキシントンは機関部に攻撃を受け、インパルス・ドライブが無力化された。また53名のクルーが死亡した。
 エンタープライズは通信に全く応答しないままエクスカリバーの全クルーを死亡させたため、ウェズレイは宇宙艦隊に連絡をとってエンタープライズを破壊する許可を得た。しかし、攻撃を開始するよりも前にM-5が停止したためウェズレイは攻撃を中止した。(TOS: 恐怖のコンピューターM-5


付録[]

背景[]

Starbase 11 ship chart

NCC-1709等が表示されたストーン准将の表

 『TOS: 宇宙軍法会議』ではNCC-1709の艦名は言及されていない。2008年にCGIモデルとしてリマスター化されたUSSレキシントンが『TOS: 恐怖のコンピューターM-5』に登場したことで初めて艦名と番号が劇中で一致した。

 それ以前では、グレッグ・ジーンによる『The Case of Jonathan Doe Starship』の中の記事で初めて艦名と番号が一致させられ、またマイケル・オクダによる『Star Trek Encyclopedia』にもそのように書かれている。オクダは後にTOSリマスター版のプロデューサーを務めている。

 『恐怖のコンピューターM-5』のリマスター版ではレキシントンのブリッジビュースクリーンがエンタープライズのそれよりも大きく、また角が丸くなっている。

 レキシントンはアメリカ独立戦争の最初の戦いにちなんで名付けられた。また代々レキシントンと名付けられてきた米国海軍の軍艦にもちなんでいる。

外部リンク[]

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